多くの子どもにとって、英語との出会いは
中1ではなくなりました。2020年には小学校での
英語の教科化も本決まりです。
成績がつく教科になるわけです。
英語教室であれ、小学校であれ
児童英語(小6までの英語)でつけておきたい力は何ですか?
授業はおそらく週1~2回。
限られた時間と条件で、優先すべきは何か?
絞って3つ、としましょう。
よかったら読む前に
考えてみてください。
①・・・
②・・・
③・・・
では、私のトップ3はこう考えます。
①発音が通じること
②基礎的な英文が読めること
③サバイバルなコミュニケーションがとれること
①発音できること
「通じる発音と、聞き取れる耳はワンセット」です。
せっかく耳がいい、そして心理的にも
屈託のない年頃ですから、英語らしい音をそのまま
得てほしい。
学習の臨界期、精神的な反抗期の前が
スタート時期としてはやはりいいでしょう。
私の教えてきた経験では
個人差はもちろんありますが
小2~3くらいまでだと無駄なバリアがない感じです。
ちゃんと通じて
「発音きれいだね」
と言ってもらえるくらいは目指したい。
発音を褒められた経験がある子は
高確率で英語が好きになります。
②読めること
「文字を音にできる、かつ、意味が理解できる」
これもセット。積み上げていくことがマストです。
①の発音とも関係がありますが、
フォニックスという文字と音のルールを教え、
文字を音にきちんと変換できるようにする。
その音読練習と同時に意味も入れてしまう。
日本語にちゃんと直して。
子どもにとっては
「英語、読めるし!!」
という自信がもたらす効果が何よりのアクセルです。
中学以降の「英語」で成績をとるにしても
「音の丸暗記」だけではなく
ちゃんと文字から読めることが欠かせません。
フォニックスも発音指導もすっとばして
「単語を10回ずつノートに書いて
手に覚えさせましょう!」
みたいなド根性頼りの指導はそろそろ
前時代のものに・・・^^;。
③サバイバルなコミュニケーション力の基礎
私が教材を作るときに思い浮かべること・・・
「英語圏の小学校に、ある日突然転校したけれど
なんとかなった!」
と笑顔で言えるくらいの英語力を最低つけてあげたい。
(あの子と友だちになりたいな)
(おなか、痛くなってきちゃった)
そう思ったときに会話をポン♪とスタートできる力です。
核になる基本の文型や表現を
遊びのような勉強の中で入れてしまえたら
続く中学高校以降で、「英語難民」に
なる率はぐんと減るはず。
大学入試も4技能試験に向かっています。
読む・書く・聞く、と「話すこと」を
乖離させず、話すことをむしろ
ベースにして伸ばす!という勉強法を、
児童英語のうちにしみこませると
いいのではないかと思います。
まとめます。
①発音が通じること
②基礎的な英文が読めること
③サバイバルなコミュニケーションがとれること
加筆2/9
発音と読みを1番めと2番目にした理由を補足します。
発音と読む力は、一度その力を得たら、
まず失われないからです。
だからこそおざなりでなく、丁寧にきちんと
その基礎を築いてあげたい、という気持ちからです。
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