有子山博美先生の「イラストでわかる! どんどん話すための中学英語55の定番動詞」のご紹介です。
最も頻繁に使う「動詞」の使い分けができてないと、英語力にすぐ「?」がつけられてしまいます。
ぶっちゃけ名詞は覚えていなくて言葉につまっても、「度忘れ」ってことで
ごまかせたりしますが、動詞の使い方がおかしいと。。。><(痛)
日常会話で必ず出会う最頻出の動詞から攻める!
なんと効率がいい!
洋画や海外ドラマから抽出した英語表現のデータベースをお持ちの博美先生が選ばれた英文は
1000以上。そうそう!コレコレ!声に出して読んでいくとなんか気持ちいい感じ。
教える立場だと、自分が使い分けられる、だけでなく、
その違いを簡潔に説明できることも求められます。
たとえば生徒さんから
「センセ~、 say と talk と speak ってぜんぶ「話す」?」
「look, see, watchってどれも『見る』じゃないんですか?」
みたいな質問が飛んできたら?
例文を挙げて、簡潔に即答できますか^^;。
「えっと、sayがいう、talkが話す、speakがしゃべる、わかった?」
だけでは教科書の単語集レベルで、実際、使い分けは不可能ですよね・・・^^;;
そのあたりのイメージをイラストと短い説明と、魅力的な例文で教えてくれる本になっています。
“動詞の訳なんていくつもありますから、まずざくっと「どういうイメージなのか」
ジェスチャー入れて教えることをおすすめ。そこで、博美先生ご自身が描かれた
かわいいイラストが大ヒントになるわけです。
* * *
この本、中学生男子が勉強に飽きたときに、「じゃ、これ読みながら休憩!」と与えてみました。
予想以上に食いついて、ブツブツ音読して
「よしこれを今度アイツ(学校のALT)に使ってやろう・・」(ニヤリ)
なんていいながらどんどん読んでましたよ。
中学英語の動詞ですからほぼ知っている単語で、教科書にないような大人っぽい表現ができるんだと
知って知的好奇心をそそられたみたい。お世辞なんて言わない彼らが「面白いじゃん、コレ」と
言ってきたのですから。
英文は、無料ダウンロードの音声で、リピートやシャドウイングで練習できるそう。
良心的♪♪
英語の初心者はもとより、先生もなるほど!の一冊です。